マンションのメリット マンションのデメリット
ワンフロアなので使いやすい。段差もなく部屋の行き来が楽です。 上の階や隣の物音が気になる。最上階は問題ないのですが当人が騒いだ場合下の階からのクレームがくる。
セキュリティ面で安心(2階以上)。鍵1本で戸締りも出来る。 庭がもてない。1階の庭付きでしたら問題ないのですが、1階ですとセキュリティ面でやや不安があります。
駅に近い。比較的マンションは駅に近い近隣商業地域に建てられる場合が多い。しかし最近では郊外に設備充実な大型マンションも多く出てきています。 増築が出来ない。内装の工事は出来ますが、部屋を増やすことは不可能
同じ敷地内に託児所がある場合がある。(有・無)いろいろ 管理費・積立修繕費がかかる。居住している間は一生かかります。
家事動線が良い。やはりワンフロアなので使い勝手が良いです。 年数が経つほど資産価値が目減りする。土地は共有してますので地下の上がり下がりの影響よりも建物の経過年数によって下がってきます。
宅配受け取りロッカーがある。最近のマンションはほとんど有ります。 30年後に売れるかどうか不安。一生住み続ける場合は問題ないのですが・・・
コミュニティーホールがある。子供の遊び場所やスポーツ施設もあるマンションも有り。安心して遊ばせられることが出来る。 建物の耐久年数が長い(償却期間が50年)ので建物に対する固定資産税・都市計画税が高い
管理人がいる。セキュリティの面でやはり24時間体制のマンションは有利。 商業地域内のマンションは利便性はよいが治安の面で不安があります。
新築のマンションなどは同世代が多い。 お隣さんが誰だかわからない場合もある。(会社などが社宅利用として社員が入れ替わり変わる場合もある。
上層階は眺望・日当りが良い。南向きのマンションが多いい。 火災などでは上層階の方が非難に時間がかかる。
一戸建てのメリット 一戸建てのデメリット
庭がある。都心では庭とはいえないくらい狭い庭もあります。 土地が高い。平成17年度では土地の価格が落ち着いてきているのですが、やはり建物の金額に比べると割合が高い。
増改築がしやすい。そこそこの土地の広さがあれば、容積率の範囲で自由に部屋も増やせる。 日当りが良い物件が少ない。都心などでは隣地との間隔も狭く圧迫感もあります。三階建の場合などは1階の日当りは悪くなりがちです。又2階にリビング1階に浴室のケースは水回りの動線もよくないです。
将来建替えも出来る(二世帯住宅など)。 数十年後には修繕・塗装(屋根・外壁など)費用が必要。マンションと違って積立修繕費がないので、用意はしなければなりません。
建物の償却期間が20〜25年ですので固定資産税・都市計画税がだんだん下がってくる。尚固定資産税は3年ごとの見直しです。 マンションと比べると耐久性が弱い。(地震などの場合や経過年数による老朽化)
震災などで家が全壊しても土地が残りますので、建替えが可能。 セキュリティー面ではマンションより弱い。やはり1階の戸締りは数箇所しなければならなくなります。
隣地との間隔がそこそこある場合は騒音などは気にしなくてすむ。 木造住宅などでは火災も心配。
返済が終われば老後の出費は固定資産税・都市計画税のみ。(修繕はしてもしなくても自由) マンションと同じ価格では駅からの便利さを求めることは出来ない。マンションと同じ広さの戸建を購入しようとすると駅からは多少遠くなってします。
郊外場合環境が良いところ。 庭の手入れが必要(老後には庭の手入れも大変な作業です。)
駐車場代がかからない。(最近ではマンションでも無料駐車場があります。その分管理費等などが高い場合があります。) ★ 

★マンションか一戸建てかどちらか迷ってらっしゃる方にマンションと一戸建ての比較を記載致しました。それぞれのメリット・デメリットがあります、もちろん好みの問題もありますが参考にして頂ければと思います。

利便性を追求するならマンションか!!    環境を重視するなら一戸建てか!!

固定資産税・都市計画税の差

土地  マンションの場合は土地は共有しているので、一戸建に比べると税金は少なくなります。
建物  一戸建ての場合は年数が経てばだんだん減ってきます。マンションは耐久年数が高いので一戸建てに比べると減少が少なくなります。
土地の固定資産税・都市計画税(1年目) 建物の固定資産税・都市計画税(1年目)
新築一戸建    4,280万円 約22,800円+約9,800円 約36,260円+約15,540円
新築マンション  2,980万円 約8,000円+約3,430円 約49,000円+約21,000円

(土地建物の評価額を売買価格の35%で計算した場合、又土地の評価額は変わらないものとして30年後の建物の評価が一戸建は50万円、マンションは300万円とした場合)

土地の固定資産税・都市計画税(30年後) 建物の固定資産税・都市計画税(30年後)
新築一戸建    4,280万円 約22,800円+約9,800円 約3,500円+約1,500円
新築マンション  2,980万円 約8,000円+約3,430円 約21,00円+約9,000円

トータルで考えると30年後には約150万円マンションの方が多く支払いすることになります。

管理費・積立修繕費・駐車場代(30年分を計算

(1年目〜15年目 管理費 7,000円 積立修繕費 10,000円 駐車場代 10,000円として)

(15年目〜30年目 管理費 9,000円 積立修繕費 15,000円 駐車場代 12,000円として)

合計  1,134万円のお支払い

その結果    150万円+1,134万円=1,284万円・・・一戸建ての家が建てられる金額に近くなります。

老後の場合などは一戸建の場合は固定資産税・都市計画税のみで住んでられますが、マンションの場合は管理費・積立修繕費・駐車場代など年間数十万円の支払いつづけなければなりません。マンション・一戸建てを選ぶ場合はじっくり考えて決めましょう!

また一戸建ても修繕費として10年後に200万円づつ30年間で400万円使った場合はその差が約800万円になります、が実際には一戸建ての場合修繕費をかけているかどうかは疑問です。かけていない方も多くいます。又30年でこのくらいの差になりますのでそれ以上の年数が経った場合は1,000万円以上の差が出てくるのではないでしょうか?

マンションと一戸建の比較