また物件を購入したくても転勤の関係で購入出来ない方や会社からの家賃補助が多く購入するには今はもったいないとか、社宅で家賃が安いからまだまだという方も参考にして下さい。

ずーと賃貸の場合だったらいくらになるのか?比較してみました。

賃貸のメリット 賃貸のデメリット
移動(引越し)がしやすい。(通常は2年間の更新です。その時に更新しないて引っ越すことも可能です。)好きな地域にも自由に行ける。 所有財産を持てない。家賃は住んでいる限りずーと支払うことになります。月5万円の家賃でも年間60万円はかかります。
住んでいる所がいやになった場合には特に更新時でなくても引っ越せる。 お隣さんが良く変わることや住んでいる隣人と気が合わない。
家賃のお支払いが厳しくなってきた場合などより安い所へ移れる。逆も有り 大家さんの理由(売却など)で出て行かなくてはならなくなった時。
行為の破損でなければ大家さんに言って故障など直してもらうことが出来る。負担は大家さん。 増改築が出来ない。多少の部屋の修理・模様替えも大家さんに許可が必要。また退室時にはもとに戻さなくてはなりません。
会社からの家賃補助が多い場合、その分貯蓄などにまわせる。 会社からの家賃補助が少ない場合は家賃負担が大きい。
税金(固定資産税等)がかからない。 引っ越すたびに費用がかかてしまってもったいない。(俗に言う引越し貧乏)
住宅ローンのように借金がなくて気持ち的にだ。 ペットを自由に飼える物件が少ない。飼いたくても飼えない状況にある。

家賃とローンのお支払い比較

家賃 期間 総額 金利1% 金利2% 金利3%
70,000円の家賃 10年間(更新4回)  8,680,000円  799万円  760万円  724万円
20年間(更新9回) 17,430,000円 1520万円 1383万円 1261万円
30年間(更新14回) 26,180,000円 2173万円 1891万円 1658万円
35年間(更新17回) 30,590,000円 2473万円 2108万円 1818万円
80,000円の家賃 10年間(更新4回)  9,920,000円  912万円  868万円  828万円
20年間(更新9回) 19,920,000円 1739万円 1581万円 1441万円
30年間(更新14回) 29,920,000円 2484万円 2162万円 1895万円
35年間(更新17回) 34,960,000円 2826万円 2409万円 2077万円
90,000円の家賃 10年間(更新4回) 11,160,000円 1026万円  977万円  931万円
20年間(更新9回) 22,410,000円 1956万円 1778万円 1621万円
30年間(更新14回) 33,660,000円 2795万円 2432万円 2132万円
35年間(更新17回) 39,330,000円 3180万円 2718万円 2337万円
100,000円の家賃 10年間(更新4回) 12,400,000円 1140万円 1085万円 1035万円
20年間(更新9回) 24,900,000円 2173万円 1976万円 1801万円
30年間(更新14回) 37,400,000円 3105万円 2702万円 2369万円
35年間(更新17回) 43,700,000円 3533万円 3012万円 2597万円
120,000円の家賃 10年間(更新4回) 14,880,000円 1368万円 1302万円 1242万円
20年間(更新9回) 29,880,000円 2608万円 2731万円 2162万円
30年間(更新14回) 44,880,000円 3726万円 3243万円 2843万円
35年間(更新17回) 52,440,000円 4240万円 3614万円 3116万円
150,000円の家賃 10年間(更新4回) 18,600,000円 1710万円 1628万円 1552万円
20年間(更新9回) 37,350,000円 3260万円 2969万円 2702万円
30年間(更新14回) 56,100,000円 4658万円 4054万円 3554万円
35年間(更新17回) 65,550,000円 5300万円 4518万円 3896万円

家賃は期間中変動しないものとして計算しました。また金利の下の数字は、例えば金利1%で799万円お借入すると毎月約70,000円になります。という見方です。家賃に相当するお借入です。(数字はあくまで概算です。)

築浅中古マンション可能範囲です。
新築マンション可能範囲です。
新築一戸建可能範囲です。
9万円の家賃・駐車場込みを35年間借りたとすると、総額のお支払いは3933万円にもなります。表から金利1%(金利は変動します。)の35年間のお支払いでは3180万円のローンを組んでも毎月9万円で、賃貸の家賃と同じ支払いになります。もし金利が35年間1%だったとすると総額3770万円になるので家賃総額との差がないと考えてしまいます。しかし実際には金利は変動しますので、また固定資産税などもありますので3180万円のローンを組んだ方のが支払い総額は大きくなります。現在の金利事情からするとおおよそ5000万円くらいの返済総額になるでしょう。

賃貸の方が1100万円は支払いが少なくてすみます。

売買で3180万円の新築一戸建を購入した場合は35年後には土地・建物が手元に残ります。またローンも35年以降には終わってますので老後の心配もありません。賃貸の場合はその後も支払いが続きますので不安ではないかと思います。

また賃貸の方が総額が1100万円少なくてすみますが、持ち家では総額5000万円支払っています、仮に35年後に土地・建物を売却したとすると、建物は古くなって価値は無くなりますが土地が残ります。土地の相場が今と変わらなければ(35年間の間には上がり下がりするでしょう)、2000万円くらいは残るでしょう。(神奈川県の場合)賃貸よりも支払いは多くなりますが1000万円弱持ち家の方が得する計算になります。

3000万円強の借金はむしろ自宅に貯金しているようなものです。

良い物件選びと資金計画はしっかりやらなければなりません。親からの援助・借金今のうちにしておきましょう!

(家賃は駐車場代込みにしました。)

マンションと一戸建の比較ではいろいろな面で戸建の方がよいと記載していますが、マンションが好きな方又戸建は金額が高すぎて手が届かない方は中古のマンションがおすすめです。

2,000万円前後の築浅中古マンションは程度もよく賃貸での生活とあまり変わりありません。

現在7万円、8万円の家賃で駐車場代別の場合はの2173万円くらいのマンションが良いと思います。お支払いは7万円+管理費になります。(ちょっと1万円前後節約すれば可能になります。)

2,000万円前後の借金は恐れるに足りず。です。

老後の賃貸の場合は家賃7万円(駐車場代込み)の場合は年間84万円の支払いになります。またマンションの場合は管理費・積立修繕費・固定資産税などで約45万円の支払いになります。賃貸生活の半分強で済みます。不安も少なくてすみます。45万円を月割りにすると37,500円このくらいの賃貸アパートは探しても中々ありません。

賃貸と持ち家の比較